8月11日の日記

2007年8月11日
5日ぶりにピアノを弾く。


と、非常に気持ち良かった。
久しぶりだからかな?

指のタッチも音の硬さも運指も退化してたけど、ここ1ヶ月で一番『活きた』ピアノだったと思う。



そういやこの前レッスン行ったとき、ショパンをもっとサラッと弾くように注意された。
拍どおりに。
譜面どおりに。

どうやらそれが今の『流行り』らしい。

でも俺が小学生のとき別れの曲(簡略版)を弾いたとき「一杯拍を動かして弾くんだよ」って言われたもん!

ていったら、それはもう昔の話。
古典的な弾き方、つまりは『時代遅れ』らしい。

そもそもその『流行』とは何なのか。

なんでも、ショパンに関する資料や、楽譜というのは今尚見つけられ続けてるという。

そこで、例えば『バラード第三番』が創られたころのショパンの環境、人間関係などがみつかると、やれ「この曲は世間に対する叫びとして書かれたのだ!」だの「この曲は彼女に対する激しい熱情を表したものだ」だのと言われて、その道のプロが新しい解釈の元引き始める。

「今までこの曲は彼女への熱情として激しく弾いていたが、実は喧嘩中に創られたものだから冷たく弾こう。」えとせとら。

するとその弾き方が西洋から急速に広がり始める、というすんぽーだ。

更には、日本の凄い人も、根本的には西洋人(ショパンとか)の考えを完璧に理解するのは難しいため(そりゃぁ俺ら日本人ですから!)、あっちの方の真似っこをするしかないらしい。

で、今はサラッと弾くのが主流である。
と言うわけですな。

だから、コンクールにでても、平均年齢60歳くらいで頭の古い審査員ばっかりの場合、いくら今風に完璧に弾いても落とされる。
ってことも在るのよねー(´・ω・)
と、先生談。

みんなは何なんだろう。

ショパンに成りたいのかな。
再現VTRでも造るのかな。

とか考えてたら、いつの間にか音が『死んで』いた。



という次第でさぁ!!\(^o^)/(←?
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