6月10日の日記

2008年6月10日
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悪さをした犬は

口も利けず
理解もされず

ただ一方的に悪さの理由を押し付けられて

勿論彼の正当性なんて論じられることもなく

幽かな同情のもとに

速やかに処置が行われるのです

『哀れな犬』と
『人間とは違うから』と

全ては¨狂犬病¨という病名で片付くのだろうか?


被害者の方々には、お悔やみ申し上げます。



――追記

というのは、間違いだったかもしれない。

彼は喋るだけ喋って、自ら犬に成り下がったのだ。

うーん……。




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